中古車査定額に、定価無し

需給の関係で決まる車の査定価格

需要によって査定価格が変動

「10万キロも超えている」「モデルチェンジ後で二世代古い車」「買い手は付かないと知人から言われた」。アナタの中でもう使い古された車だから売れないと思っているのなら、それは正解ではありません。もう売れないだろう、と思い悩んで何もしないことが一番もったいないのです。アナタにとっては、もう使い古した車だとしても、その車を探している人もいないとは限りません。何度も言ってきましたが、古いか新しいかが問題なのではなく「需要が有るか無いか」が問題なのです。欲しい人がいれば、古くても買い取ることはできます。例えば、最近ではモデルチェンジのたびに車のサイズはどんどん大きくなる傾向があります。安全性、快適性などのメリットはあっても、皆が皆それを喜ぶとは限りません。モデルチェンジ前のサイズ感が良かったというユーザーや、先代のモデルのスタイリングが好きだったのに、現行型では全く変わってしまった等、欲しい人が存在する理由はいくつもあります。 もっと解りやすい例は、自動車(中古車)流通もグローバル化しているということです。一般に自動車買取店等で買い取られた車は業者用のオークションに出品されます。業者オークションに出した際、その入札には国内の中古車販売店だけでなく、海外の業者も多数参加するのです。日本では10万キロ以上となるとかなり過走行(沢山走っている車)な車となります。しかし、世界では1台の車に非常に長く乗ることが一般的です。30万キロを超えないとなかなか売りに出てこないといった国も少なくありません。そのような国に輸出することを専門にしている業者がありますので、日本国内では過走行と言われる10万キロ超えのクルマであっても車買取が可能なのです。

車買取は、車を手放す人と次に車を使う人との橋渡しをするビジネスです。車をしっかり査定して買い取り店に売却することは、車のリユースを促すことにもなり、エコにも貢献できます。 大げさですが、まさにその通りなのです。もちろん過走行で、残念ながら需要があまりなく、売買・商取引にならない場合も確かにあります。その場合、廃車して還付金を受け取る方法もあります。車買取店に査定を申し込めば、そのような提案もしてくれます。