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ルノー

ルノーについて

ルノー

ルノー社は、1898年にフランスで創業されました。ルノー・フレール社といい、ルイ・ルノー(R)とその兄弟で経営が展開されていきます。このルノー・フレール社を支えたのは、現在のプロペラシャフト式フロントエンジン・リアドライブ方式(FR)の原型であるダイレクトドライブシステムの発明で、このメカニズムはフランス中の自動車メーカーに模倣され、1914年に特許が切れるまでの間に数百万フランを超える大きな特許料をもたらします。またこの兄弟はモータースポーツへも積極的で、兄弟でレースなどにも出場しています。1900年以降、順調に業績を伸ばし、またたく間に先発のプジョーなどを抜いてフランス一の自動車メーカーになります。しかし、第二次世界大戦後、ルイ・ルノーが自社の工場、従業員を守るため、やむなく占領してきたドイツ軍に協力したため、終戦後ルイ・ルノーは捕らえられ、失意のうち病死をしてしまいます。会社は凋落し、フランス国が株式の大半を持ち、いわゆる「国営化」されることになります。
現在のルノー社は、日本の日産自動車と株式を持ち合い、アライアンス関係にあります。ただフランスの法律で、日産自動車がルノー社に対し議決権を行使することはできないため、実質は日産はルノー社の子会社でになります。また日産のカルロスゴーン氏がルノー社の会長であり、日産のCEOであります。