フェラーリについて

フェラーリ社は、1929年にエンツォ・R（フェラーリ）.らによって設立された「スクーデリア・フェラーリ」が始まりになります。メーカー名に自身の名前を入れているのは、日本のトヨタやドイツのポルシェと同様です。高級スポーツカーとなれば、ポルシェ、カウンタック、ベンツ、BMWだというユーザーの解釈や意見等多くありますが、紛れも無い事実として、フェラーリは、その最高峰、世界中で認められているスポーツカーということになるでしょう。また、エンツォ・R（フェラーリ）は自身としてレーシングドライバーとして活躍しており、ここは日本のホンダ（本田宗一郎氏）に通ずるところがあります。
初期のフェラ－リは空調が脆弱で暑かったり、うるさかったり、乗り心地の不満やや故障の多さなどの点で不評も多く、改良を市場から求められることで、ただ速いだけの車では無く、快適性についても技術の進化を続けてきました。とはいえ、ドライバ－に媚びるような事はせず、最新のフェラ－リにおいても、日本車に慣れているユーザーが乗ると首をかしげる点が、多々あるのは事実です。
新車価格は1千万を超える車ですから、もともと限られた富裕層にしか手が届かないブランドであり、よほどのこだわりが無ければ乗れないブランドであることから、フェラーリのドライバーズシートに座ることは一種の美学と言えるでしょう。