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シトロエン

シトロエンについて

シトロエン

シトロエン社は、第一次世界大戦終結直後の1919年、アンドレ・シトロエンが、ヨーロッパにおける自動車の大衆化を目指しフランス版フォードとなるべく設立した企業である。自動車メーカーとしては後発組になります。早くに前輪駆動方式を採用したり、「窒素ガス」を気体バネに用いて油圧制御する独自サスペンション機構「ハイドロニューマチック」を開発したことでも知られる。特に、創業者アンドレ・シトロエンは派手好きで、かつ広告センスもよく、その時代シトロエンは一世を風靡しました。広告手法、今でいうとブランディング戦略においては、エッフェル塔を電飾広告塔とし、文字を点らせたり、飛行機の空にシトロエンと描いてみたり、オリジナルで斬新な展開でユーザーの度肝を抜きました。さらには、気体バネといわれる「ハイドロニューマティック」サスペションという独自の機構だけでなく、ボディ形状もスタイリッシュを極めます。「10年進んだ車を20年間作り続ける」と言われたシトロエンの独創性がうかがえます。
1976年頃から経営不振に陥り、プジョーとPSAを組成(PSA・プジョーシトロエン・グループ)とし、シャシーなどコンポーネントの共通化は行なわれています。ただ、ボディ形状やスタイリングはシトロエンらしさを出し、差別化を図っています。